農業サラリーマンのブログ

農政現場で働くtarappeのブログです。

技術系の公務員について

3月に入って、大学3年生やM2の人々の頭の大きな部分を占めてるのはやはり、、

就活(就職活動)

ではないでしょうか。

ちょうど3月1日に就活での企業説明会が解禁されましたね。学生の皆さん、民間企業に行こうか、公務員に行こうか、理系の方なら大学院や後期課程まで行くか・・・、色々と考えている時期なのかなと思います。

確かに、自分自身も数年前にそのような時期があり、他人の内定に不安や不満を感じたり、自身のES突破だったり、面接突破に一喜一憂し、自分自身に葛藤した時期もありました。

 

そんなこんなで、私の個人的な経験や経歴を踏まえて技術系の公務員試験とその試験勉強について何回かに分けて書きたいと思います。

 

~私の簡単な経歴~

私は地方出身で、とある農学部に入学しました。ぬくぬくとした大学生生活・研究室ライフを過ごし、第一志望であった業界から全てお祈り(不採用)を頂き、とある民間に入社しました。

 

入った当初から旧態依然な体育会系な会社であると感じ、周りの同期もポツポツといなくなってきたことも重なり、色々と四苦八苦して、自身の出身地ではない県の地方公務員となりました。さらに、数年経った後、家庭の事情で転職し、違う県の地方公務員となりました。以後、省略・・。

*補足しますが、私は働きながら公務員受験をしました。なお、よくある公務員の予備校の対策や模擬試験受験をしておりません。全て参考書で対応しました。

ちなみに、公務員とありますが、おおよそ採用枠を占める事務職(行政職)ではなく、マイナーな技術系の農業職で採用されています。

 

~公務員の採用について~

農業職の採用は行政職のような大量採用ではないので、採用人数は圧倒的に少ないです。多くの県では年や退職者の関係もあるかもしれませんが、10名程度かと思います。また、若干名の募集と書いてあるところが多々ありますが、若干名の採用ということで1名かもしれないし、4・5名かもしれません。何名採用するかは最終的に全ての合否結果が出るまで分かりません。ただし、行政職に比べれば圧倒的に受かりやすいと個人的に思っています。

 

例えばですが東京都の数字(平成30年度)だと

Ⅰ類B採用方式の行政職の募集ですと、320名の募集に対して一次試験を約2500名受験しています。単純に2000名が不採用になるというわけです。

一方、千葉県の農業職の募集(平成30年度)ですと、19名の募集に対して一次試験を76名の方が受験しています。二次試験の受験をしない方などを考えれば、50名くらいが不採用というわけです。

単純な比較はできないかと思いますし、倍率で言ったら非常に大きな差はあるわけではないですが、1000人単位の中で上位にいくより、50人程度の中で上位に行く方が圧倒的に可能性は高いと思います。公務員受験だけではなく、民間の採用でもそうだと思いますが、自分がベストなパフォーマンスをすることはもちろん大事ですが、いかに10名採用なら受験者の中で10位以上になるかがもっと大事かと思います(と思いながら、公務員転職をしていました)。言い方が悪いかもしれませんが、行政職が大手並みの採用なら、技術系の採用は中小くらいって思ってもらっていいかと思います。

 

~私の公務員受験の結果~

一応、簡単に私の受験結果をお伝えしたいと思います。

①1か所目

教養試験 77.5%

専門試験 60%

小論文 51.3%

一次面接 93.6% 

二次面接 87.3%

合計 81.4%

順位 10数名中3位

②2か所目

合計79.0%

順位 若干名中1位

(開示するのが面倒だったので、細かい数字は分かりません)

 

でした。実際の私の働きぶりは置いといて(笑)、このような受験結果になっています。

 

 

次回は自分がどのように試験勉強したか書きたいと思います。

3月1日から就活を開始された学生の方やこれから公務員転職を考えている民間の方の参考になればうれしいです。

 

ではでは