農業サラリーマンのブログ

農政現場で働くtarappeのブログです。

働かない50才

私が思う公務員として働いていて本当に嫌なところを挙げたいと思います。

(もうタイトルに書いてあるようなものですが)

 

もう言ってしまえば、1つだけです。

それは、、、

 

業務が職級と給料に見合っていない

です!

公務員の方、特に入庁して10年以内の人、民間上がりの人は同じ意見をお持ちの方が多いのではないでしょうか?

 

どういう意味なのか、説明してきます。

 

基本的に公務員の業務は出来ない人から出来る人に流れていきます。もう任せても仕方がないと上の人間が判断するのか、出来ない人にはそのような処遇が待ち構えています。

 

このような出来ない方が年を取るとどうなるか

職級だけは上がるが仕事を任せられない

といった事象が発生します。

 

※ 職級とは年功序列の公務員制度の中の職員の区分です。例えば、職員の区分で1、2、3があるとします。数字が大きいほど、職級が高いことを示します。

 

基本的に公務員は年功序列。仕事が出来なかろうか、まぁまぁやって悪いことさえ起こさなければ年齢と共に職級は上がっていきます。職級が上がる、つまり、給料が上がります。

 

職級が上がり、給料も上がっていくが、仕事もろくに任せられてないから、実力はそんなにない。そして、仕事は出来る人に流れていく。そして、そういう人たちは仕事もろくにしてないのに、仕事してるよりも給料が高いという現象が起こります。でも、職級が上がっても、仕事において何も責任が増えることはありません。(だって、仕事を任せたりお願いするのも不安なんだもの)

 

特筆すべきこととして、若くやる気のある人に仕事が配られ、年老いやる気ない老人には給料が配られるということが起こります。

 

民間上がりの公務員の方とかは厳しい状況を生き抜いてきたと思いますので、余計に感じるかもしれませんが、本当に上記のような事象が発生します。

 

一応補足しますが、そのような状況を避けるには責任職へのステップアップが1つの手になります。団体によって異なるとは思いますが、責任職(管理職)へ上がるために試験を受けるところもありますが、出来ない方々は早々のうちにその責任職を諦めている傾向があります。

 

TOYOTAなどの大企業が終身雇用の限界を訴えたり、変われない職員への警告など、このような給料に見会わない職員の方々は将来的には淘汰されてしまうんでしょうね、、、(以下参照)

「終身雇用難しい」トヨタ社長発言でパンドラの箱開くか:日経ビジネス電子版

トヨタ前代未聞の労使交渉、「変われない社員」への警告(日経ビジネス) - Yahoo!ニュース

 

もちろん全ての職級が高い人が仕事が出来ないわけではありません。家庭の事情や本人の意向で責任職へのステップアップに重きを置かなかったという人もいます。本当に尊敬できる味のある50台の先輩方も沢山いますが、その反対な人たちも一定数いるのも事実です。

 

将来数十年後同じように味があって、一緒に働いて面白いと思われる職員になれるように、何事もアグレッシブにやらないとなといけませんよね。。。

 

 

ではでは。